2021年8月からコマンドライン上でGitHubにアクセスする際に,パスワードを用いた認証が行えなくなりました.
代わりに用いられるのがパーソナルアクセストークンというものです.
ここではパーソナルアクセストークンの生成方法や使い方を解説します.
目次
パーソナルアクセストークンを取得
- GitHubにアクセスしてログイン
- 右上のアイコン→「Settings」
- 左のメニュー→「Developer settings」
- 左のメニュー→「Personal access tokens」
- 右上の「Generate new token」
- Noteに何のためのトークンなのかを入力(自分が分かる名前なら何でも大丈夫です)
- Expirationでこのトークンの期限を選択(30日なら30日後にもう一度トークンを作り直す必要があります)
- Select scopesでこのトークンの機能範囲を選択します(よく分からない方は全てにチェックを付けても特に問題ありません)
- 一番下の「Generate token」を押します.
- 生成されたトークンが緑の部分に表示されるのでコピーしておく
使い方
コマンドラインでGitHubを用いるときにパスワードを求められるタイミングで先程コピーしたトークン文字列をペーストする.
または毎回パスワードを入力するのが面倒な場合はMacであればキーチェーンに保存しておく.
方法は(https://docs.github.com/ja/github/getting-started-with-github/getting-started-with-git/updating-credentials-from-the-macos-keychain)
以前のキーチェーン情報が残っている場合
以下をコマンドラインで入力することで過去の情報を削除して新しくログインしなおせる.
1 | $ git credential-osxkeychain erase |