ここではVisual Studio Code(以下VSCode)で使えるショートカットキー(の中でも特に使う頻度の高いもの)を紹介します。
目次
VSCodeとは
VSCodeとはMicrosoftが開発し、オープンソースソフトウェアとして提供されているコードエディタです。
数多く提供されている拡張機能を後から自分の用途に合わせて組み込むことができることや、コード補完などの細かな機能も充実しており多くの方が使用しています。
基本的な編集用ショートカット
まずコードの編集でよく使うショートカットを紹介します
キー | 操作 |
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Command + / | カーソルがある行をコメントアウト |
Option + 上(下)矢印 | カーソルがある行と上(下)の行を入れ替え |
Shift + Option + 上(下)矢印 | カーソルがある行を上(下)に複製 |
Command + Enter | 下の行を挿入(下に空白行を挿入しその行にカーソル移動) |
Command + Shift + Enter | 上の行を挿入 |
始めの3つは複数行の選択でもそのまま使えます。またVSCodeでは選択せずに「Command + C」「Command + X」をするとカーソルがある行全体に対してコピー・カットを行います。
マルチカーソル
カーソルを複数存在させるマルチカーソルも以下のショートカットキーで可能です。これにより複数箇所を同時に編集できます。
キー | 操作 |
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Option + クリック | カーソルキーを追加 |
Command + dの繰り返し | カーソル上の文字と同一単語を順番に選択 |
Command + Shift + L | カーソル上の文字と同一単語を全て選択 |
Command + Option + 上(下)矢印 | 上(下)の行末にカーソル追加 |
検索
現在のファイルから特定の単語を検索するためのショートカットを紹介します。
キー | 操作 |
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Command + f | カーソルがある場所の単語で検索(一致する単語がハイライトされる) |
Command + g | 上でハイライトされた検索結果から次の単語を選択 |
Command + Shift + g | 前の単語を選択 |
Option + Command + f | 検索した単語を別の単語に置換 |
最初の「Command + F」によって検索窓が右上に表示されるのでそこから検索文字を変更することも可能です。
置換ではReplaceと表示されている窓に置換したい単語を入力します。
その他の便利ショートカット
キー | 操作 |
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Command + b | side barの表示・非表示の切り替え |
Command + , | 設定を開く |
side barとはウィンドウの左に出てくるファイルの一覧などが表示される部分です。